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治療のリスクと対策

以下に記す全ての事は、非常に稀なケースとしてしか起こりません。

ここでインプラント治療のリスクについて解説すると、きっと皆さん不安になってくると思います。しかしご安心下さい。以下に記す全ての事は、非常に稀なケースとしてしか起こりません。そもそも高い確率で失敗例が出るのであれば、まず医療として成り立ちませんし、ここまでインプラント治療が日常的にはなっていないはずです。しかし、起こりうる可能性がゼロではありませんし、術者の技術によって発生頻度も変わってくるものと思われますので、あえて記しています。

骨の火傷

骨はかなり熱に弱いです。

虫歯の治療を受けた事がある方はご存知だと思いますが、歯の治療を行う時に、水が出ますよね。あれは歯とドリルとの間に発生する摩擦熱で歯の神経がダメージを受けないように冷却しているのです。インプラント治療を行う場合は顎の骨にドリルを使用しますので、顎骨に摩擦熱が発生します。ここで問題になるのが、骨はかなり熱に弱いという事です。47度を超えてしまうと骨が火傷を起こしてしまいます。火傷ですから治るまで2週間ほど強い痛みが出ると言われています。

骨の火傷への対策

対策

3i社のサージカル・ドリリングユニットDU900

冷却水を大量に出せるタイプを使用

吉田しげる歯科では、インプラント手術用の器械として、3i社のサージカル・ドリリングユニットDU900という冷却水を大量に出せるタイプのものを使用しています。(DU900は1分間に最大100㎖の冷却水で強力に術野を冷やします。)

蓄膿症 (上顎にインプラント治療を行う場合)

非常に稀ではありますが蓄膿症になってしまう事があります。

上顎の骨のボリュームが足らない場合、インプラント治療を可能にするためにサイナスリフト術という骨造成手術を行う場合があります。術後感染を起こしてしてしまうと、非常に稀ではありますが蓄膿症になってしまう事があります。

蓄膿症 (上顎にインプラント治療を行う場合)の対策

対策

3次元(立体像)で治療計画

院内X線CTを導入。

吉田しげる歯科では、院内でX線CT撮影を行い、3次元で詳細な治療計画を立てています。

3次元シュミレーション・ソフトについて

神経麻痺 (下顎にインプラント治療を行う場合)

下顎の中心部分には、太い神経があります。

下顎の中心部分には、太い神経があります。その神経にダメージを与えてしまうと頬にしびれが出てしまいます。しびれは治る事もあれば、ずっと治らない事もあります。

神経麻痺 (下顎にインプラント治療を行う場合)の対策

対策

3次元で治療計画を行える院内X線CTを導入

吉田しげる歯科では、院内でX線CT撮影を行い、3次元で詳細な治療計画を立てています。

私たち医療人に必要なのは、非常に稀なケースであっても、それがもし起こってしまった場合は、当事者である患者さんにとっては1分の1の出来事になってしまう事を十分に理解し、日々安全確認を怠らない事であると思っています。

3次元シュミレーション・ソフトについて

オーバーロード(過剰負担)

インプラントに無理な力がかかって寿命が縮まってしまう

オーバーロード(過剰負担)とは、インプラントに無理な力がかかって抜け落ちてしまう事、あるいはインプラント周囲の骨が歯周病みたいに吸収してしまう事を指します。

ここ最近、インプラントの本数を極端に減らす事により治療費の総額を減らしていく治療法が増えていますが、我々歯科医師の間で一般的に考えられている事は、インプラントの本数が多すぎると、いたずらに治療費が嵩んで患者さんにとってマイナスであるが、インプラントの本数が少なすぎると、インプラントに無理な力がかかって寿命が縮まってしまうので、余計にマイナスである。ということです。

例えば、家を建てるときに柱が多すぎると、住みにくいし建設コストが高くなってしまいますが、逆に柱が少なすぎると、地震で簡単に壊れてしまいます。多すぎず・少なすぎずという適切なインプラント本数を決定する事が費用対効果を最も高める治療となります。

オーバーロード(過剰負担)への対策

対策

まずはあなたの今の状態を把握する事からはじめます。

吉田しげる歯科では、治療に来られた方にすぐにインプラント治療をするという事は行なっていません。まずはあなたの今の状態を把握する事からはじめます。そうしてあなたの希望も取り入れながら詳細な治療計画を立て、お互いの合意の後にインプラント治療をすすめるようにしています。

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