みなさんこんにちは。



　今日は一日小春日和でしたね。[:晴れ:]どこかへ出かけられましたか？



私は三週間ぶりに休暇がとれたので、家族で運動公園に遊びにいきました。



普段と違って時計の針ががゆっくりとすすんでいき、朝から晩まで頭がぼーっとした感じなのですが、たまにはこんな１日も良いかなと感じました。



　話は変わりますが、病気で痛んだ身体の組織をよみがえらせる医療を『再生療法』と呼びます。



歯科の分野では、歯周病等で失われた歯周組織を再生するのに『エムドゲイン』というお薬を使っています。



非常に効果的なお薬で、吉田しげる歯科でもよく使っているのですが、特定の状況でのみ力を発揮するようなお薬であり、かつ高価なので、全ての患者さんに使用するわけにはいかないのが現状です。またスウェーデンで開発されたお薬です。



なぜこのような事を書いているかというと、最近『ヒトiPS細胞』というものが京都大学で開発されたのです。この技術が実用化されれば、患者さんの皮膚から身体の各部の細胞が作られる事になるので、歯科分野でも『エムドゲイン』よりも応用範囲か広く、効果のある治療法が日本初で開発されるかもしれません。



また、以前より研究中の『ES細胞』と比べると、倫理的な問題や技術的な問題が少ないとも聞きます。



実用化できるよう開発グループの方々に頑張ってもらいたいですね。[:嬉しい:]