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ワンパッケージで許容する

みなさんこんにちは、
今週はいかがお過ごしでしたか?

私は土曜日に船越歯周病学研修会に参加しました。
1ヶ月前のセミナーのときは、凍てつくような寒さでしたが、昨日は暖かかったですね。

最近、冬の合間の暖かな日差しを受けながら感じる事があります。

先日スタッフにも話したのですが、日本にはすばらしい四季があります。
そしてよく、「私は春が好き」「僕は秋が好き」等と温暖な季節を好む言葉を耳にします。

でも、もしも四季の変化が小さければ、例えば1年通して春のような温暖な気候であれば、春の暖かさというものが、当たり前の事として、人々から忘れ去られてしまうかも知れません。

「厳しい冬があるから春が待ち遠しい」「蒸し暑い夏があるから、秋の心地よさが際立つ」

そう考えると、厳しい冬の寒さを体験した人ほど、春の暖かさを強く実感できるのでしょう。
(福岡の冬は大したこと無いでしょ、と言われるかもしれませんが)

私の尊敬する心理学の衛藤先生は、物事全体を許容する大切さを語られます。
ネイティブ・アメリカンから学んだそうです。

春だけを好むのではなく、四季全体を受け入れる事。
晴れの日だけを好むのではなく、雨の日・曇りの日・雪の日・嵐の日、全てを受け入れる事。

そう、自分にとって都合の良い部分だけを切り取らず、全体を受け入れること。

日々の天候を、起こった出来事を、周囲の人たちを、自分の人生を、そして何より自分自身を、、、良い部分だけ切り取るのではなく、全てワンパッケージで許容する事。

きっと、冬の寒さが春の暖かさを際立たせてくれるから。

この事を教わってから、以前よりも少しだけですが楽な気持ちで、日々過ごせるようになりました。

現実には、なかなか難しいですけれど。

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