診療室
イメージング・プレート
みなさんこんにちは
今週はいかがおすごしでしたか
私は、土曜日に2週間前に導入したデジタルX線装置の調整工事を、
日曜日に船越歯周病学研修会のお手伝いをしていました。
以前のブログでデジタルーパノラマX線装置の事を書きましたが、
実はデンタルX線装置もデジタル化しています。
デンタルX線の場合、照射器は以前と同じなのですが、X線フィルムの代わりに、
イメージング・プレートというものを使います。
これがイメージング・プレートです。
これで撮影を行い、その後専用のスキャナーで画像を取り込んで、
モニターに映し出します。
今まではX線フィルムを現像機で現像していたのですが、イメージング・プレートの場合、
スキャナーで読み込むだけです。手軽になりました。
これがスキャナーです。4秒で画像の取り込みと、データの消去を行ってくれます。
X線画像を映すようになったので、視認性向上のため診療台のモニターも大きくしました。
以前の物は10インチぐらいでしたが、
新しいのは19インチです。かなり大きくなりました。
今回デジタルX線装置を導入したのには明確な理由があります。
それは、放射線量の少なさです。
パノラマX線でアナログ・フィルムの約1/4
デンタルX線でアナログ・フィルムの約1/5
ぐらいの放射線量で撮影できます。
歯科用のX線は、もともと医科と比べて線量が少ないので安全なのですが、
それがさらに少なくなりました。 より安全性が高まって、嬉しい限りですネ。