ITI World Symposium & 日本歯周病学会 第60回 春期学術大会
みなさんこんにちは
今週はいかがお過ごしでしたか?
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私はゴールデンウィーク中、インプラントの学会に参加するため
スイスのバーゼルという街に行ってきました。
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参加したのは ITI ワールド・シンポジウム。
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メイン会場は4000名を収容する巨大な大会です。
まるでコンサートホールの様。
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初めてのスイス、初日はたくさん写真を撮りました。
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街中を縦横無尽にトラムが走っています。
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バーゼルは国境近くにあり、30分もあれば、フランスやドイツに入国できます。
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今回の学会で最もインパクトを覚えたのは、Dr. Vivianne Chappuisの講演です。
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彼女らはインプラントの表面性状を研究しており、現在チタンインプラントのナノテクスチャ−化を目指しているそうです。開発のキッカケは同僚の『なぜトンボの翅は感染しないのか?』という疑問だったそうです。
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スライドのセンスもダントツでした。
講演の最後を『inspire!』で締めていました。
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船越先生も講演されました。
講演終了後はいつもの事ですが、様々な国の先生方が
入れ替わり立ち代わり船越先生の周りを取り囲み、質問していました。
カッコ良いですね。
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今回は東京の栗林先生ご夫婦も参加されていました。
海外の学会ではいつも自炊しておられるようで、
おにぎり・みそ汁・カレーと、たくさんの夜食を御馳走になりました。
海外で出来立てのみそ汁を飲めるって、最高ですね。
ありがとうございました。
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ところが、 栗林ご夫妻が
スイス−フランクフルト間の飛行機に乗り遅れる事に・・・
しかも、それ以降の便が全て満席。
我々も事の次第をfacebookで知る事に!
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しかし、絶体絶命のところを力ずくで解決され、間一髪
フランクフルト−羽田便に間に合いました。
空港で栗林ご夫妻と奇跡の再会!!!良かった〜。
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今週末は 日本歯周病学会の第60回 春期学術大会が福岡で開催されました。
私は、今回も用語委員会と学術大会の両方に参加しました。
東大の上田教授は色素除去による細胞の透明化を開発して 神経細胞の研究をされており、
睡眠の深さとカルシウムイオンの関係など、非常に興味深い講演をされました。
睡眠が浅めの私にとっては、研究をどんどん進めて頂きたい内容でした。
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5月上旬は学会が2つ重なってしまったため
私の診療時間をかなり減らしておりましたが、
明日からは平常通りに戻りますので、よろしくお願い致します。